やけどの場合

医療レーザー脱毛は、レーザーが体毛に吸収される際に発生する熱を利用しています。この時に、レーザーの照射出力を抑えれば、ヤケドのリスクはゼロになりますが、十分な熱量を加えなければ、脱毛の効果を得ることはできません。そのため、周囲の皮膚には影響を与えずに、体毛と毛包のみにダメージを与えるように照射することが重要です。しかし、お肌や体毛の質には個人差が当然あり、その日の肌の状態などによっては、レーザーを照射した部位にやけどを起こすことが稀にございます。そこで、このような場合には、やけどの軟膏を処方させていただき、治療を行います。そこで正しい処置を行うことで、やけどによる赤みは１ヶ月程度でなくなります。

打ち残し

レーザーを当てるべき部位に、上手くレーザーが当たらなかったことを「打ち残し」と呼びます。レーザーの照射範囲は狭いため、稀に打ち残すケースもございます。照射から２～３週間経過後に、かたまって毛が残っている部位は打ち残しですので、そのような場合には、１ヶ月以内にお申し出ください。それ以上の期間を経過してしまうと、正しく照射した部位の毛が生えてきたものと区別がつかなくなりますので、その後はご対応させていただくことが一切できません。

レーザー術後の色素沈着

カウンセリング時やレーザー照射をさせていただく際に、日焼けについての注意事項をお伝えしておりますが、夏場などにレーザー照射を行なった部位が日焼けしてしまうと、色素沈着を引き起こす可能性がございます。色素沈着は約半年で目立たなくなります。

硬毛化・増毛化

レーザー脱毛・光脱毛に関わらず、レーザー照射の影響から脱毛部位の毛が増えることや、硬い毛が生えてくることが稀にございます。ただし、元来人間の毛穴の数は、一生を通して変化しないため、増毛には上限はございます。顔、上腕、うなじ、背中などの産毛へレーザーを照射することによ発症するケースがほとんどです。誰に起こるか、それは照射してみないとわかりません。起きた場合は、間隔や照射程度変更などで経過をみていくことになります。

毛嚢炎

脱毛後に、熱変性した毛が外に出てこなくなるケースが稀にございます。このような場合に、毛嚢炎という炎症が起きることがあります。毛嚢炎の治療については、当院の医師がお肌の状態を見て、軟膏などの適切な薬の処方をさせていただきます。

未成年者の方は、親権者の同意が必要です。

18歳未満の施術については親権者（保護者）様の同意書が必要です。書類をお渡ししますので、クリニックまでお問合せください。

妊娠中の方の脱毛はお断りしています。

レーザー脱毛が母体や胎児に影響を与えたケースは過去に前例がございませんが、トラブル時に内服が困難となるケースも考えられますので、ご遠慮いただいております。また、部位によってはレーザー照射時の体勢に負担がかかることもありますので、妊娠中またはその疑いのある場合は、一旦脱毛はお断りさせていただくこともございます。

脱毛当日のご入浴の際はご注意ください。

脱毛後は皮膚が一時的に赤く反応し、赤みを伴っているケースもございます。あくまで一時的なものなので時間経過と共に治まりますが、脱毛当日の長時間の入浴やサウナは基本的に控えてください。（※シャワー程度の入浴なら可能です）また、脱毛後の2日間は、できるだけ激しい運動や海水浴、サウナなどは避けてくだい。

脱毛後の日焼けはトラブルを招く可能性があります。

レーザー脱毛後は、お肌が一時的に敏感になります。その時に、お肌への刺激が強い日焼けをされると、稀にシミとして残ることもございますので、長袖の着用や強い日焼け止めを使用するなどして、紫外線からお肌をお守りください。

ご予約・急なキャンセルの際はお早めに当院へご連絡をお願いします。

医療レーザー脱毛は定期的な来院が必要な施術なので、ご予約が早めに埋まってしまうことがあります。キャンセル待ちの患者さまも多くいらっしゃいますので、ご予約されてから変更やキャンセルをされる場合はなるべく早めにご連絡ください。 10分以上の遅刻も、当日の施術を受けられない可能性がありますので、時間に余裕をもってご来院ください。

予約をキャンセル・変更される場合、予約日の２営業日前までにご連絡ください。当日キャンセルさせる場合、キャンセル料金として、5,500円（税込み）もしくは１回分の施術を消化させていただきます。

脱毛が受けられない方

光感受性の強い方、心臓疾患のある方、心臓にペースメーカーのある方、出血性疾患のある方、脱毛を希望される部位に皮膚疾患のある方・治療中の方、妊娠・授乳中あるいはその疑いのある方（VIO施術の方は生理含む）、悪性腫瘍のある方、ＨＩＶ感染の疑いのある方、飲酒で衰弱の激しい方、透析中の方など。